【インド・デリー】スパイスの香りに誘われて。屋台で味わう“本場の一口”

インドの首都・デリー。古代と現代が交錯するこの都市の路地裏では、毎日どこかで屋台の鍋が煮え、鉄板がジュウジュウと音を立てています。カレーだけじゃない、インド屋台の多彩な世界は刺激的で、どこか温かく、そして圧倒的に美味しい
今回は、実際にデリーの街を歩いて感じた「屋台グルメの魅力」と「旅人におすすめのメニュー」をご紹介します。

【路上で愛される国民食】まずはこれを食べてほしい!

デリーの屋台グルメには、定番から変わり種まで幅広い選択肢があります。とはいえ、初めての人にはまず「鉄板メニュー」から入るのがおすすめです。

  • サモサ(Samosa)
    三角形のパリパリした皮の中に、スパイスで炒めたじゃがいもや豆がぎっしり。一つ10〜20ルピー(約20〜40円)という手軽さも魅力。
  • チャート(Chaat)
    揚げた生地にヨーグルトやミントソースをかけた、甘酸っぱくてスパイシーな軽食。食感・香り・味が口の中で大合唱を始めます。
  • パニプリ(Pani Puri)
    小さな丸い揚げ生地に、香辛料入りの水を注いで一口で食べる…というクセになるスナック。地元っ子の“味覚の遊び場”といった感じ。
  • ロール(Kathi Roll)
    チャパティ(インドの薄焼きパン)でスパイスチキンを巻いたボリューム系。食べ歩きにぴったり。

【屋台だからこそ味わえる“できたて”の香り】

デリーの屋台は、その場で焼き、その場で揚げる「ライブ感」が魅力。注文してから生地をのばし、鉄板で焼き上げる様子を目の前で見られるのも楽しい体験です。
香辛料の香りが立ちこめ、スパイスに慣れていない旅行者も「これは美味しい…!」と唸ること間違いなし。

【ちょっとだけ注意したいこと】

インドの屋台は魅力的ですが、衛生面については注意が必要。旅慣れた人でもお腹を壊すことがあるので、次のポイントを意識すると安心です。

  • 人が多く並んでいる店を選ぶ(回転率が高く、食材が新鮮)
  • 加熱された料理を選ぶ(揚げ物・焼き物は安全度高め)
  • フィルター付きの飲料水 or ペットボトル以外は避ける
  • デザート類(常温のミルク系)は要注意

現地の味を楽しむには、「安心+挑戦」のバランスが大切です。

【屋台は、会話が始まる場所】

デリーの屋台では、料理だけでなく人との交流も楽しみのひとつ。
「スパイシーすぎたら言ってね!」「ジャパンから来たのか?」など、屋台のおじさんたちはフレンドリーで好奇心いっぱい。
言葉が通じなくても、笑顔と身振りで案外なんとかなります。

ランキング

人気記事がまだありません。

タグ一覧